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2006-08-31 (Thu)
先日、テレビでイタリア映画Il Federaleが放送されて、途中からだけど思わず見入ってしまいました。




この映画1961年のもので、1944年終戦間際のアブルッツォからローマにかけてが舞台。
アンチファシスタの教授をローマに連行できれば、Il federale (ムッソリーニの戦闘ファッショ県支部長)に昇格できるとのことで、あるファシストがアブルッツォ-ローマ間をサイドカーで移動します。(途中、このサイドカーはドイツ軍に没収されますが…)

道中、教授はこの若者に、自由とは何かを教えたり、若者が子供を爆撃から守ったりとさまざまなエピソードを経て、一種の友情関係が芽生えます。かといって、若者がアメリカ映画的に、劇的に変化するとかはないのですが。

この映画、話ももちろん面白いのですが、セットではないイタリアを見ては、荒削りの風景に魅せられました。今では見られない景色を食い入るように見ていました。

そんな、一生懸命な私の隣。一人しゃべり続ける人がいます。



キリン?

いえいえ、キリンはおねむの時間。

と言うと、この人しかいません。

ダーリン。

5分おきに、

Guarda (見て、見て!)

もしくは

歴史のウンチク



ゆっくり映画鑑賞なんてできたもんじゃない

そういえば、昔、Mummia 2(すみません、日本語のタイトルわかりません)を映画館に見に行ったときのこと。ほら、この種の映画で息を呑んで構えていると、バッと何かが出てくるびっくりシーン、よくありますよね。私も息を飲んで映画の世界に入っています。

そこに…


ピンプンパン!

ダーリンが私を驚かそうと言ったのですが、映画館で声が響いてしまった日には、驚くどころか恥ずかしくって、恥ずかしくって…
もう二度と、あんたとは映画行かへんって、帰り道ひたすら行ってたっけ。(その割には、一ヶ月もするところっと忘れて、また映画にいっている単純な私…)

イタリア人のお話好き。これはDNAで決まっていて、もう変えようがないのでしょうか…

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| ITALIA - イタリア | COM(7) | TB(0) |
2006-08-30 (Wed)
「今晩、夕食にポンゴとキッコが来るよ」
という、ダーリンからの電話が発端。

アグリトゥリズモで出すチーズを山に買いに行くから、その帰りにうちに立ち寄るとのこと。で、到着予定時刻は8時半。思いっきり平日なので、ちょっと乗り気ではない私。でも、冷蔵庫、冷凍庫、日本食コーナーをのぞいて、いろいろ準備します。
だけど、何か一品足りない…

そうだ、たこ焼き作っちゃおう!

7時半くらいにダーリンからまた電話。
「ポンゴとキッコはまだ山だから、到着は9時になるって!」

ちょっぴり不機嫌になるRiccia。でもぐっとこらえて、ダーリンの帰りを待って、キリンの散歩に出かけます。

それから1時間後、ポンゴから電話。
「9時半ごろにつくよーん!」

ここで、私は切れました。平日で、翌日も仕事があるというのに、9時半から食事って言うのは、ちょっときつい。ダーリンにも八つ当たり。ついでにたこ焼きにも八つ当たり。

たこ焼きを焼いている途中に、ちょうど彼らが到着。私の背中が殺気立っているのに気づいたらしく、一生懸命機嫌を取ってきます。

いつまでも怒っているのもばからしいし、たこ焼きもとってもいい感じにできたので、機嫌を取り戻して、さー楽しい晩ご飯の開始!

で、驚いたこと。

皆さん、たこ焼きをフォークとナイフを使って食べてくださいました。まー、なんて上品!

ワインとたこ焼きとフォークとナイフ
日本ではありえない組み合わせの夕食でした。

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| ITALIA - イタリア | COM(16) | TB(1) |
2006-08-29 (Tue)



ROMANICAの課外活動にくっついて、バルサミコ酢農家見学に行っちゃいました。

Aceto balsamico(バルサミコ酢)は、今や日本でも有名なモデナの名産品。でも、手軽に買える物は、工場生産で一日ほどでできてしまうもの。
モデナで昔ながらに造られているのは12年、25年の歳月を要します。なので、本物はAceto balsamico tradizionale di Modenaという名称がついています。

DSC00818.jpg


沸騰したブドウの汁(Trebbianiとlambruschiという品種)を煮詰め、この段階で70%が減ります。
そして、そのあと一つ目のたるに入れ、酵母の作用で熟成していきます。そして年月を経るごとに、2つ目のたる、3つ目のたるへと、移されていきます。
このたるは全部で5つか6つ、でもそれぞれ異なる木材で作られています。栗の木、オーク材、トネリコ材、桑、桜、セイヨウビャクシン。これらの木にはそれぞれの役割があって、バルサミコ酢に香りをつけるもの、色をつけるもの、風味をつけるものなどその役割はさまざま。
樽の上の部分は開けられていて、夏の間はどんどん蒸発。なので、年を追う毎に樽はどんどん小さいものになっていきます。
そしてこの樽は全て同級生でなければならないのです。第一の樽が1980年制だとすると、第3の樽も1980年制でなければなりません。

accetaia-botteJPG.jpg


この樽は、モデナの農家では、子供が生まれたときに新しい樽を購入して、子供の結婚のときにプレゼントされる慣わしがあったとか。
ただ、これらの樽も、モデナに嫁がなければ意味がないのです。
不思議なことに、他の町で、まったく同じ材料、方法でバルサミコ酢を造ろうとしても同じ味にならないそうです。モデナの気候がバルサミコ醸造に大きく貢献しているというわけです。

このAceto balsamico tradizionale di Modenaは12年物と25年物があります。12年物でさえも、とろーり、甘い味。25年物になるとイチゴにかけてもおいしいです。果物にお酢をかけるって想像できないけど、これがぴったりはまるんですよね。

私は見学した造り主さんの12年ものと12年+αものを買って帰りました。(ダーリンが留守番していて、お土産がないとうるさいもので…)
acetobarsamico.jpg


バルサミコ酢組合お墨付きのものは12年物で40ユーロ、25年物だとなんと70ユーロですからね!産地直売だと、ぜんぜん割安!

25anniextra.jpg


次回は、学校でランブルスコ製造農家かパルメザンチーズ工場見学を企画しているときに行こうかと、ひそかに計画中。
もちろん、オリアーナの猫のダッチャちゃんに会うのも楽しみにしているよ!
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| Vino e cucina - ワインとお料理 | COM(17) | TB(0) |
2006-08-28 (Mon)



夏休み中に一泊二日でモデナの友達訪問を果たしてきました。
モデナは6年前に半年ほど住んだ町。イタリアでの初めてのアルバイト体験をしたのも、ここモデナ。
ボローニャ時代のプライベートレッスンの先生だったオリアーナとその友達のエリザベッタが、モデナに語学学校を開いたのですが、受付が急にやめちゃったので、夏の間だけ、急遽住み込みで働くことになったのです。

DSC00816.jpg


久しぶりに行く学校は、2倍になっていました。なんか、変わったような、変わらないような…
でも、迎え入れてくれる二人はいつまでたっても変わりません。冗談を言い合ったり、軽くたたかれたり…もちろん真剣な話もしますよ。

ori-betta.jpg


町のほうはと言うと、新しいお店ができていたりして、ちょっとお財布の紐がゆるくなりそう…と思いきや、夏休みのため、お休みのお店がいっぱい…(ダーリン、そこでほっとしない!)

ボーズで帰るのもなんなので、ちょこっと写真を…
まずはモデナのシンボル、ドゥオモ。

modenaduomo2.jpg


むかーしボローニャに住んでいたときに、モデナに遊びに行ったことがあります。そのとき、エリザベッタから、「ドゥオモはきれいだから絶対見てくるのよ」、と言われて楽しみにしていたのに、それほどじゃなくってがっかり。が、よくよく聞くと、私たちが見たのはドゥオモじゃなくって駅近くのただの教会…この話、エリザベッタはいまだに覚えていて、その教会の前を通るたび「ほら、ドゥオモだよ」とからかってくれます…

続いてドゥカーレ宮殿。1600年代に造られたエステンセ公爵のお屋敷で、現在はモデナの陸軍士官学校の学舎になっています。

modenaducale.jpg


夜はモデナ料理を食べに、丘に上がります。残念ながら、夏休みでどこも休業。
それでも、一元さんで入ったお店でもなかなかのお味。

Gnocco frittoという揚げパン
gnoccofritto.jpg


Tigelleと呼ばれる、甘くないしっかりした食感のパンケーキ。
tigelle.jpg


いずれもモデナ名物。ここにチーズ、ハムを挟んで頂きます。

中でも私のお気に入りは、ここでしか食べられないラード。
上にパルメザンチーズをふって、ぱくっ!病み付きになる味!

lardo.jpg


ハウスワインのランブルスコ(発泡系の赤ワイン)とも相性ばっちり!

おいしいものをたくさん食べて、おしゃべりが止まらない!
女友達とのおしゃべりって、なんでこんなに楽しいんでしょうね。
また遊びに行くね!

彼女たちの経営する語学学校ROMANICAにご興味のある方はこちらにお問い合わせください
http://www.romanica.it/

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| ITALIA - イタリア | COM(15) | TB(0) |
2006-08-25 (Fri)
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キリンとの散歩道に通る家のおじいさんと仲良くなりました。
このおじいさん、とってもオープンで、向こうから気軽に話しかけてきてくれて「こうやって違う国の人たちとも交流していくべきだ」と、頭のかたーい人を切ってくれます。変な差別意識を持った人もいますが、こういう受け入れてくれる姿勢を持った人がいると、ほっと安心します。このおじいさん、日本と中国の違いがよくわかってなくって、でも、「そんな違い自分には関係ない、みんな人間なんだ」という姿勢なので、今までいちいち説明していた私もどっちでもいっか、って気になっちゃいます。不思議ですよね。

で、このおじいさんの趣味は家庭菜園とぶどう作り。
このぶどうは、おじいさんが日常消費するワイン一年分ができるのだとか。

nonnovino.jpg


おじいさんの家の裏庭はこのようにぶどうで覆われていています。もうすぐ収穫かな?

そして、私とキリンの散歩時間に合わせて外に出てきては、採れたての野菜を分けてくれます。なすび、ズッキーニ、トマト、セロリ、バジリコなどなど、ダーリンと食べきるのが難しいくらい。(とっても恐縮しながらも、その日のお料理にちょっと欲しかったローズマリーとセージも分けてと、あつかましくお願いもしています…)

ずっと前ですが、分けていただいたこの地方(でしかみられないらしい?)の果物Amoli。プラムの一種で、その実はとっても小さい。甘酸っぱさが口の中に広がります。




こういうのって、あったかいですね。
私もこういう年の取り方したいな…

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| ITALIA - イタリア | COM(17) | TB(0) |
2006-08-24 (Thu)
昨日、8月23日はダーリンと私の3回目の結婚記念日でした。
いつまで続くかわかりませんが、今の所、結婚記念日は外食でお祝いしています。


そして、今回はプレゼントも用意!
これはお互いへのプレゼント!

それは…









ステップ…



これで、年とともにたるんでくるお肉を引き締めて、30年目40年目も常に美しく若々しくお祝いできる!(はず…)

去年のブログにはこっちで挙げた結婚式のことを書いたけど、今年は日本で行った披露宴についてのエピソード。(これ書いたらダーリンに破門されるかも…)

ホテルで親戚友達を集めた簡単な披露宴をした私たち。前日の夜、ダーリンは、竹ちゃんとジャンジャコモと一緒に、Addio Celibato(独身さよならパーティー)をして、午前様でホテルに到着。彼が到着するころには、花嫁はヘアーメーク中

私たちのお部屋に、義姉が、ダーリンの荷物と私のムースを持ってきてくれました。ダーリンはそれを受け取ってシャワーを浴びます。
「さて、髪のセットでも。Ricciaのムースを使っちゃおう」と思ったダーリンは早速そのムースを頭へ。なかなかセット力のあるムースだな、と何気に缶を見ます。日本製だからすべて日本語。でも、疑問に思ったことが…

なぜ、バレリーナが足を触っている写真が一面にあるのか???

不安になるダーリン、説明をよく見ます。すべて日本語の中に小さく"epi”という文字が…イタリア語で脱毛とはepilazioneと言いますから、ここでようやく不安が的中したことに気づくダーリン。そう、ムースは除毛ムースだったのです!焦るけどもどうしていいのわからず私の帰りを待ちます。

10分後にヘアーメークを済ませた私が到着。真っ青になったダーリンとご対面。
話を聞いてすぐに洗い流すように言いました。

で、なんですぐに洗い流さなかったかって
それは、毛のない部分とある部分が混在したみょうちくりんな頭になったらどうしようと、彼なりに洗ったあとを想像したからです。そりゃ変でしょうね。そんな結婚写真が残ってしまったら、一生笑いものでしょう。
とにかく、ムースが地肌までいってなかったので、とりあえず事なきを得ました

でも、実はその前の夜、あまりにも疲れすぎた私は、歯磨き粉ではなくって、洗顔を歯ブラシにつけて口の中へ!疲れも吹っ飛ぶまずさ
似たもの夫婦ってまさにこのこと?

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| AMORE - ダーリン | COM(33) | TB(0) |
2006-08-23 (Wed)
夏休みに絶対にやりたかったことのひとつ(というか、最終的には2つしか達成していないかも…)にこのSalsa di pomodoro(トマトソース)作りがありました。

例年、いっぱいトマトを買ってきては、一日かけて一年分のトマトソースを手作り。

今年も去年に引き続いてろんまさんと一緒にすることに。
この作業一人でするととっても孤独…てんこもりになったトマトを見つめては、終わりの見えない作業にため息をつくばかり。今回は涼しかったからガスコンロの火がつけっぱなしなのも、それほど苦にはならなかったけど、はじめたやった3年前の夏。イタリアは死人が続出するほどの猛暑。二度とトマトソースなんて作るものかと、やり始めたことを後悔するほどでした。でも、実際自分で作ったのを食べてみるとおいしいし、また、人にプレゼントすると好評だったりするので、おだてられると調子に乗ってしまうRicciaとしては、苦しみなんてすっかり忘れて、「来年もがんばろう」って気になっちゃうのですよね。われながら単純にできています!

3年前は15キロ、2年前は20キロ、去年は25キロ。毎年着実に増えてきています(まるで私の体重…)
そして、今年のソースになるトマトの重さは…


44キロなり!


pomodori-cassa.jpg




トマトには土がついているのできれいに洗って、適当に切ります。たまねぎ、にんにくも適当に切って、最後はバジリコを入れてグツグツ煮ます。

余談ですが、毎年この時期になるとダーリンにからかわれます。
初年度、八百屋さんでバジリコを買おうと、店員さんに示された棚から緑の野菜を購入。作業を進めていくうちに、ちょっと気になったことが…バジリコにバジリコの匂いがしない!
ダーリンに電話して、「バジリコの匂いのしないバジリコって存在するの???」と質問。
回答「そんなバジリコはない」
じゃ、もっといいバジリコを買わないと、とさっきの八百屋さんに戻ると…私が買ったのはバジリコではなくほうれん草でした
初年度のトマトソースはほうれん草入り!これはこれでおいしかったけど、一生ダーリンにねたにされて、みんなに馬鹿にされて笑われております。皆さんに笑いを提供できて本望です(やけくそ)



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約一時間、全体的に煮詰まってきたら、トマトの皮や種などを濾していきます。

pomodori-gratuggia.jpg


ぐるぐる、グルグル、ハンドルを回します。粕を何度も何度も濾して、カラッカラの粕になるまで、グルグル濾し続けます。そうすることでトマトソースに濃度がでてきます。でも、これって結構力仕事。ろんまさんががんばってやってくれました


これで完成!


ではありません


このソースをまた鍋に戻して、再度煮詰めます。濃度アップ!

そしてアッツアツのうちにビンに入れて硬く蓋をして、さかさまにして一晩冷まします。
初年はBagno Mariaと言って、ビンごと熱湯に入れて真空にしていたのですが、ステファノのアドバイスで熱い状態でひっくり返して冷ませば、真空になるとのことで、2年目からはこのお手軽「真空」をしています。

そしてこれでようやく完成


DSC00836.jpg


できたトマトソースは、常温で2年ほど持ちます。たっぷりできたトマトソース、今年の里帰りのお土産になります。

ピッツァ、パスタ、お肉料理に幅広く使えるこのトマトソース。我が家では欠かせないものになりました。

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| Vino e cucina - ワインとお料理 | COM(12) | TB(0) |
2006-08-22 (Tue)
とうとう夏休みが終わって、昨日からすっかり勤労モード。休み明けだからか、なんか忙しい。(というか、今週は他の部署のお手伝いに行っていて、なれないことするから忙しいのかも)

今から次の休みはいつかなってカレンダーを見てみるけど、イタリアっていやになるほど祝日が少なくって、しばらくは普通の土、日しかお休みじゃない!ちなみに次の祝日は11月1日の全聖人の日。とおーい!

この夏休み、特になにかしたって言うわけじゃないけど、妙に疲れちゃいました。また夏休み中の出来事はぼちぼちアップするとして、お仕事モードになっているので、今日はイタリアの会社の昼食に関するお話。

大きな会社にはMENSA(食堂)があって、そこでは格安で社員が昼食を取れます。でも小さな会社にはそのようなものはありません。そこで、出るのがBuoni pastoと呼ばれる食券




会社によって金額はまちまちだけど、一日につき、大体5ユーロから9ユーロくらいが相場でしょうか。
イタリアに旅行にこられたとき、店先に張られているステッカーに気づかれた人もいると思いますが、自分のBuoni pastoの加盟店のレストランまたはバールでお食事をするのです。

20060821215920.jpg


私はたまにお弁当を持って行ったりするので、このBuoni pastoがあまることがしばしば。そういうときには、近所の総菜屋さんで、手抜き夕食を買ったり、またはダーリンにPizzaを奢ってあげたりします。でもあまりにも太っ腹になりすぎて、使いすぎてしまって、自腹を切ってお昼を食べることも…私に大金持たせると危険かも…

今日もbuono pastoでいっただきまーす!

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| ITALIA - イタリア | COM(8) | TB(0) |
2006-08-11 (Fri)
明日から待ちに待った夏休みの始まりです!といっても一週間だけですが…
他の社員はこの会社夏休み休業と合わせてさらに1,2週間休むのですが、何せ10月の日本行きが待っているので私は貴重な有給を使うことができません
ということで、一週間だけだけどのーんびりさせてもらいまっす!

でもお天気がねぇ。8月とは思えないくらい肌寒い。もう秋のよう。このまま夏が終わっちゃうのかな?

話は変わりますが、昨日は我が家の周辺はとってもにぎやか。

昨日帰宅すると道路でお向かえのナポリ一家(なんか、人数がどんどん増えていくんですけど…)がおしゃべり中。私にも話しかけてきます。
「あんた、バッグ気をつけなさいよ。今朝もね、ここでひったくり事件があったのよ」

朝の10時半くらいに、お隣のおじいさん&おばあさんの住み込みルーマニア人ヘルパーさんが、なんと家の前でバイクに乗った若者にバッグをひったくられたそうです。おととい、「明日はお休みなの。親戚と会うのよ」と、とってもうれしそうに話していたのをみていただけになんとも悲しい。中には身分証明書、お金も125ユーロ入っていたそうです。こうやって一生懸命働いた人から盗みを働くなんて許せない!
(でも、たまたま大金持っている時に限って盗まれるのですよね。
私も昔、寮で泥棒に入られたとき、前日は300円しかなかったのに、その日に限って3万円おろしたばっかりだったんですよ!おまわりさんに、「なんで昨日(泥棒は)来てくれなかったんでしょうね、昨日だったら被害総額300円だったのに」って言うと、「君、そういう問題じゃない」と窘められましたが…)

そしてナポリ一家は
「ほーら、ナポリだけじゃないのよ、物盗まれるのは!」
と誇らしげに語ってお散歩に出かけたのでありました。

そして、夕方、ナポリ一家が大声で怒鳴りあっています。ちゃぶ台がひっくり返りそうな勢い。そうこうするうちに、救急車出動。なにやら、誰かが担ぎこまれた模様。テラスに行ってわざわざみるのも失礼だから、外には出なかったんですが、何が起こったのでしょうね。怒鳴りすぎて血管切れた?

そして、極めつけは我が家のキリン君。体調崩して、嘔吐とゲーリー。家に戻っては、また外に連れ出してを繰り返し、夜の11時くらいから治まって朝まで熟睡したせいか、今朝は回復!
ダーリンになんでこんなことになったのか理由を聞くと、
「ちょっと痛んだプロシュートあげたのがだめだったのかな、でも、僕も食べたけど、どうもないんだけどなぁ」だって。
ダーリンの胃袋は犬よりも丈夫?

でも私はきっとこのせいだと思う。

20060807120834.jpg


いつもくっさーいダーリンの足をカミカミしたり、

20060807120854.jpg


ナメナメしたり…

きっと細菌がおなかの中で繁殖してしまったに違いない!
皆さんどう思います?

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| ITALIA - イタリア | COM(9) | TB(0) |
2006-08-10 (Thu)
イタリアにはそれぞれの町に守護聖人がいます。ミラノだったらSant'Ambrogioだったり、ヴェネツィアではSan Marcoだったり。で、その聖人の日は町の祝日になります。

そしてわが町の守護聖人はSan Roccoで、聖人の日は8月16日。そこで、今移動遊園地がわが町にやってきています。お子様連れの親御さんにとっては、頭の痛い2週間かもしれませんね。

私たちも食後のお散歩に、特に何をするわけではないのですが、この移動遊園地をぶらぶらします。

20060807120744.jpg


で、気になったもの。


kanransya2.jpg



のりたーい

ダーリンは、キリンは絶対乗せてくれない、と言い張ります。
そこで、だめもと、おじさんに聞くと、犬が暴れたりしなければいいいよというじゃないですか!

じゃ、早速キリンを連れて観覧車へ!

キリンもおとなしくパノラマを楽しんでいます(夜景といってもこの移動遊園地の光と近くのお墓の灯火だけですが…お墓の夜景を楽しむって何か違う…)
この観覧車、すぐ終わるのかと思いきや、かなり長い間ぐるぐる回りました。なんか、次に乗りたい人が来るまで乗せてくれるって感じで、出血大サービス。途中、停電で止まったときには冷や汗がタラーっとしましたが。

kanransya.jpg


キリンも観覧車楽しんだかな?

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| ITALIA - イタリア | COM(10) | TB(0) |
2006-08-09 (Wed)
ながーい、ながーいインゲンを発見!インゲンはFagioliniですが、これはCornettoとこっちでは呼んでいるみたいです。

でも、いろいろ検索してみると、Fagioliniのまたの名が、Fagiolo mangiatutto(全部食べれる豆、確かに、豆だけじゃなくって外側も食べれますもんね)とかcornettoだそうです。
辞書で調べるとCornettoは(北伊)取れたてのサヤインゲンで載っていました。




我が家ではまるでパスタのようにしていただきました。
まず、Cornettoをゆでます。
フライパンにオリーブオイルを引いて、たまねぎのみじん切りを炒め、その後アンチョビを入れてソースを作ります。
最後はサヤインゲンに絡めて出来上がり!

20060807120625.jpg


素朴な野菜の味。でも、こういうのがおいしいなって、最近つくづく思うのですよね。

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| Vino e cucina - ワインとお料理 | COM(8) | TB(0) |
2006-08-08 (Tue)
すっかり忘れてしまっていたけど、昨日はブログ開設一周年でした

もっと事前からしっかり一周年に備えようかと、考えていたのですが、何せ最近忙しくって、そんなことすっかり忘れてしまっていました。

思い起こせば、ろんまさんから、「ブログを始めてみない?」という簡単なお誘いに乗ったのが始まり。一緒に開設してあげるという言葉に甘えて、どんどん手続きを始めると、

「ブログのタイトル」を即決しないといけないではありませんか!!!


まったく何のことやらわかっていない私が適当につけた名前が、このダーリンからの呼び名「Ciccia Ricciaのイタリア」
今となっては愛着もわいたけど、もう少し凝りたかったかも…

ちなみに、検索キーワードが「ハリネズミ riccio」で私のページにたどり着く人もいます(笑)

ブログをはじめて、実際にお会いすることになった人、コメントを下さる方、また、私の近況を楽しみにしてくれている日本の友人など、ブログでの人とのつながりを感じます。
毎日の生活に対しても、ブログを通して、より深く知ろうとか、物事の捉え方が積極的になったのも、ブログの利点で、はじめてよかったなとしみじみ思います。

はじめたときには、いろんな意味でこんな一年を過ごし、こういう一年後になっているとは想像できませんでした。きっとこれからもこんな感じで、想像出来ない一年がまっているのかもしれませんね。(できれば次の一年は落ち着いたものになってくれているといいのですが…あ、でもそうするとブログ的には面白くないかも…悩むところだ)

これからも、いろいろ書き留めていくので、皆様、今後ともよろしくお願いしますね♪

Riccia

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| 未分類 | COM(15) | TB(0) |
2006-08-08 (Tue)
日曜日は楽しみにしていたmochaccinoさん一家ときっこさん一家と、総勢6人と4匹で海にお出かけ。
なのに私の体は、言う事を聞いてくれず、早朝の待ち合わせはパスして、調子が良くなってから合流!
車で向かっている途中、うちのダーリンがひたすら、
大丈夫かな?キリン、まだ後遺症があるし...
と心配顔。
すっごいことになってたら、きっと電話で、何か言ってくれるはずだから、みんな仲良くやってると思うよ、と私は余裕で構えていたけど...

到着した途端、無邪気なロミー君とご対面。体が大きい同級生のロミー君はキリンと遊びたかっただけなのに、キリンったら、前の後遺症で襲われると勘違いしたのか、しっぽが固まったまま攻撃態勢を取ってしまった...きっとロミー君に噛み付いて、ロミー君も防御で噛み付いて、ダーリンが日曜特別出勤しないと行けない羽目になりそうだったので、ちょっとキリンとロミー君は近づけないように...
でもモカ君とロミー君はすっかりなかよし(というか、ロミー君の華麗な足さばきでモカ君サッカーボールのように弄ばれていたかも)。
無邪気でみんなと遊びたいだけなのに、怖がられちゃって、おまけにロミーパパ(別名さだ)サンからは怒られちゃうし...最後には初海だと言うのに、ゆっくりできずに帰っちゃって。ごめんね、ロミー君、キリンに代って謝ります

kirin070806.jpg


そのあと時間を置いて、散歩などして犬たちのストレスを発散させたあとで、再度キリンとカプチーノ君で仲良し大作戦!

大丈夫かな?

ダーリンが"Piano, Pianino, Kirin!"
と声をかけます。恐る恐るお互いにおいの確認。

20060807120452.jpg


お互い要注意犬じゃない事が分かると、バロメーターのしっぽが左右に揺れだして、あとはもう大丈夫。

一番最初に気を許したモカ君ともにおいの再確認

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続いてみんなで輪になって、か-ごめかごめ

20060807120527.jpg


とりあえず、全員がほっとした一瞬
次、会う時は30分ほどでお互いの事を思い出すらしいので、とりあえず友達のスタートラインにたったところでしょうか。
次はロミー君も仲良くなれるといいね。
そして、キリン、目指せ友達百匹!

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| KIRIN | COM(10) | TB(1) |
2006-08-03 (Thu)
先日薬局に行ったとき、ちょっと気になるものを発見!

それはこれ

20060803095755.jpg


ボルドーのブドウ畑から誕生したスキンケア(飲むだけじゃ飽き足らず、身にも着けるのかと突っ込まないでね)。

今も日本に帰るたびに大量の基礎化粧品を持ち帰るRicciaは、そろそろこっちでも自分にあった化粧品を探さないと、と思っていたところにこの商品。素材も自然のものだし、とっても惹かれます。

パンフレットをもらって家で研究。

で、その中で、いっちょ試してみようと思ったのが、これ


CAUDALIE.jpg


シミ取り効果のある美容液

毎日のキリンの散歩と海水浴で、すっかり黒くなってしまって、シミが心配の今日この頃。イタリア人からは羨望のまなざしで見られるけど、本人はちっともうれしくない
でも、ダーリンから日焼けを強制されるし...(色の黒い人が好きみたいです)一応、約束では、離婚になったときには、レーザー治療の代金を払ってもらうようになっているのですが、今のところ、幸い離婚の危機はないので、自力でシミと戦わなければなりません。
そこで、この美容液にかけてみようと思い、また薬局に戻ったところ...

ハイ、お決まりの売り切れ

がーん...

これから薬局も夏休みに入るので、9月までは手に入らないとも付け加えてくださる。

がーん、がーん。ダブルショック

でも、神様は私を見捨てなかった

試供品をたーっぷりくれたのです。(よくよく考えるとこれでよかったのかも。ケチな私)

でも売り切れるってことは、日焼け命のイタリア女性も、シミのことは気にしているってことですよね。じゃ、日焼けやめればといいたくなりますが、私には言われたくないでしょうね...(私はできればやめて、昔の色白さんに戻りたい!)

とにかく、この試供品ありがたく試させていただきます!
効果はいかに!

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| ITALIA - イタリア | COM(14) | TB(1) |
2006-08-02 (Wed)
Caorleからの帰りに立ち寄った、ちょっとしたお祭りで面白いゲームを見ました。

その名もPignatte。

Pignattaとはテラコッタでできた鍋(日本で言うところの土鍋?)のことです。
このPignatteをさおにぶら下げます。パン食い競争をご想像してください。ただ、パンではなく土鍋がぶら下がっていますが…

プレーヤーは目隠しをしてヘルメットをして、棒を持ちます。
このへんは、すいか割りを想像してください。

pinetta


ただ、日本のすいか割りのように、スタートする前に3回くるくる回ったりとかはしません。案内人の人が、いったんどこに土鍋があるのか、一緒に歩いて感覚を覚えてもらうなどという、VIP待遇!

なので、簡単にみなさん、Pignatteに到達できます。
力いっぱいPignatteを割ると、中から紙が…そう、お持ち帰り商品が書いているのです!ワインだったり、サラミだったり…でも、この日の目玉商品は、

35キロのブタさん!

後日発送らしく当日は会場にはご来場でなかったのが残念。

でも、生きたブタをもらったら、ちょっと困っちゃいますよね。
以前、生きたガチョウを当てた事があるのですが、やっぱり困っちゃいました。ステファノがゲットした商品(パスタセット)と交換してもらって、一件落着したけど…

もし、生きたブタがあたったら…
やっぱりステファノに面倒見てもらおうと、当たりもしないのに、勝手にダーリンと決めたのでした

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